渋谷カルチャ―プロジェクトとは?
渋谷カルチャ―プロジェクトは、原ゼミ(Instagram)とカフェ・アプレミディの25周年記念企画として実施するプロジェクトです。
1990年代以降、渋谷を主な拠点とする文化的ムーヴメントが特に活発化しました。本プロジェクトでは、原ゼミとカフェ・アプレミディのコラボレーションにより、100年に1度といわれる再開発が進行中の現在の渋谷から、「渋谷カルチャー」――渋谷から発信されてきた音楽、アート、カフェなどの文化――を多角的に探究し、研究・教育と文化実践をつないでいきます。
※渋谷カルチャープロジェクトのロゴについて(デザイン・制作担当:FJD)……「渋」の文字と「谷」の形状を視覚化し組み合わせたデザインで、渋谷の地形と文化の関係を表現しています。坂や路地を歩くことで発見できる文化の積層を可視化し、都市の特徴を体感できるというメッセージを込めています。
Special Thanks to: Toru Hashimoto, FJD, Miho Hashimoto, Makoto Takeda, Kenichi Makimura, 株式会社StocK, 原ゼミの現役生&卒業生のみなさん
講演会
2025年度第1回講演会
- 講師:橋本徹氏(編集者、選曲家、DJ、カフェ・アプレミディ店主)
- 演題:「渋谷文化漂流史」
- 概要:本講演では、音楽を中心に、東京独自の文化が世界に向けて花開いた1990年代の渋谷カルチャーにフォーカスします。そして、カフェ文化の隆盛をはじめとする周辺状況にも関連づけながら、渋谷カルチャーの歴史的背景や充実ぶりを1970年代から現在までの半世紀をたどりつつ、掘り下げていきます。
- 日時:2025年5月15日(木)15:05~16:45
- 会場:早稲田大学所沢キャンパス 100号館118教室
- 備考:どなたでもご参加いただけます(参加費無料)
- 資料:講演会の資料をこちらからダウンロード可能です(デザイン・制作担当:FJD)
活動の予定
- 2025.03.08:キックオフパーティー
- 2025.05.15:橋本徹 講演会
- 2025.06.13:インタビュー
リンク集
渋谷関連の本
Googleドライブで渋谷関連の本のリストを公開しています(※作成途中です)。なお、このリストでは割愛しましたが、白根記念渋谷区高度博物館・文学館から、渋谷に関する様々な刊行物が出ています。
コラム
- 渋谷カルチャ―プロジェクトの発端――「これまで弱かったつながり」が秘める強さ(PDF)
- 編集による文化の創造――稀代の編集家・橋本徹(SUBURBIA)のライフヒストリー(PDF)
- 現代の大学生の渋谷に対するイメージ――早稲田大学人間科学部の学生の事例より(PDF)
- 1996年のロンドンとピチカート・ファイヴ(PDF)
- 渋谷カルチャ―プロジェクトにおける「カルチャー/文化」とは――文化を複眼的に捉える(coming soon)
- 90年代カルチャーの前史としての70~80年代カルチャー(coming soon)
- 『Suburbia Suite』と60年代映画(coming soon)
- 貸レコード屋と輸入盤CDレンタルショップが育んだもの――プラザ合意と1980年代後半以降の東京の音楽文化(coming soon)
- 「新人類」が生み出した90年代カルチャー(coming soon)
- 「ディケイド論」と「世代論」の意義と限界(coming soon)
- 渋谷のミニシアター文化再考(coming soon)
- バブル崩壊後の渋谷の輝き(coming soon)
- 「プロシューマ―(生産消費者)」としての音楽ファン(coming soon)
- 渋谷カルチャーと雑誌とフリーペーパー/ZINE(coming soon)
- レコード店/CDショップ/クラブ/ライブハウス/書店/映画館の回遊から生まれるストリート・カルチャーと、その「集合的編集」(coming soon)
- 音楽をめぐるテクノロジーの変化とストリート・カルチャー(coming soon)
- インターネットはストリート・カルチャーをどう変えたのか/変えなかったのか(coming soon)
- フリー・ソウル・ムーヴメントの衝撃――無血革命としての“free soul”(coming soon)
- フリー・ソウル・ムーヴメントの展開――「連想ゲーム」と「集合知」(coming soon)
- ストリート・カルチャーとメディア・カルチャーの相互参照――「フリー・ソウル」シリーズの事例より(coming soon)
- 「カフェ・アプレミディ」(カフェ/コンピCD)の革新性と歴史的意義――「カフェから時代は創られる」(飯田美樹)(coming soon)
- 渋谷で「セゾン文化」と「東急文化」を受けとめる――「橋本フィルター」の事例を中心に(coming soon)
- 1970年前後の新宿と1990年前後の渋谷(coming soon)
- 1990年代の新宿と渋谷におけるレコード店の特徴(coming soon)
- 渋谷をディグる――「足元を掘れ、そこに泉あり」(ニーチェ)(coming soon)
- 渋谷における「ひとり人間科学」の実践――文化人類学×民俗学×社会学×歴史学×地理学×地政学
- 1990年代への「アースダイヴィング」(中沢新一)(coming soon)
- 2000年代の渋谷カルチャーの展開――Nujabesの誕生(coming soon)
- Nujabesの作品から感じられる日本/東京/渋谷/鎌倉の「香り」(coming soon)
- 橋本徹との対話――ハーモニーとポリフォニー(coming soon)
- 「西洋」と向き合う――アカデミアとアートから(coming soon)
- 私たちは「洋楽」をどう聴いてきたのか(coming soon)
- 人間科学者が語る橋本徹論――free, flexible, fresh, flat, fair, fun, feeling, fearless, fullfillment,field(coming soon)
- FJDの「聴く力」(coming soon)
- なぜ「ライフヒストリー」なのか――「客観性の落とし穴」(村上靖彦)(coming soon)
- なぜ「ミニエスノグラフィー」なのか――「敷居は低く、奥は深く」(橋本徹)(coming soon)
- 渋谷における「ライフヒストリー×ミニエスノグラフィー」というマッシュアップ(coming soon)
- 「プロの素人」によるインタヴューをめざして(coming soon)
- 都市がもつリアル/アナログ/フィジカルの力(coming soon)
- 「好きなことを仕事にする」ということ(coming soon)
- 文化と経済の幸福な関係とは――「文化的価値」とは何か(coming soon)
- 『1984年』(ジョージ・オーウェル)のロンドンと英国音楽(coming soon)
- 「文化の三角測量」(川田順造)――ロンドンとホノルルから渋谷を捉えかえす(coming soon)
- 郊外育ちのある「イージー・リスナー」のライフヒストリー(coming soon)
- キャロル・キングとトッド・ラングレンの記憶――国境・時代・世代を超える音楽の力(coming soon)
- 人生で大切なことは(かなりの部分)渋谷で学んだ――「キャンパス」としての都市(coming soon)
- 渋谷における「異民族」との出会い――「ガングロ族」の衝撃(coming soon)
- 街の「空気感」を捉える――考現学と路上観察の実践(coming soon)
- 「文化的自由(cultural freedom)」について(coming soon)
- 大学生がもつ「力」を考える――牧村憲一と橋本徹の事例を中心に(coming soon)
- 研究・教育と文化実践をつなぐ(coming soon)
- 次世代に向けた「文化の翻訳」の挑戦――専門用語やカタカナ用語を極力使わずに文化を語る(coming soon)
- 「フリー・アカデミア・ムーヴメント」としての渋谷カルチャ―プロジェクト(coming soon)
- 「ジャケ買い」と「野生の思考」(レヴィ=ストロース)(coming soon)
- クラブDJの「戦略/戦術」とブリコラージュ――クラブという場が生み出す即興性・協働性・創造性(coming soon)
- ウォークマンの登場とカセットテープの時代――オリジナルのカセットテープを作るという「編集」経験を振り返る(coming soon)
- 70~80年代の東京における音楽を「聴く/聞く」経験(coming soon)
- 1990年代以降の東京における音楽を「聴く」環境の広がり――自室/車/クラブ/カフェ/屋外(coming soon)
- モノとしての音楽――ジャケットとライナーノーツの魅力(coming soon)
- 「ふてほど」時代における「体育会系」と「文化系」の越境と混交(coming soon)
- 「ふてほど」時代における「体育会系」のリスナー経験(coming soon)